目コピって言葉が流行ってるかと思ったらそうでもないみたいですね。

いわゆるyoutubeやニコニコ動画を見てフレーズを解析しようする行為ですが、もはや練習でもなんでもないと思います。だって

音を聴かずに目で見て判断っておかしいですよ。。
僕は決して懐古趣味じゃないですけど、今時ホントなんでもかんでも動画に頼り過ぎ!何故こんなに音を聴こうとしない人が増えたのか。時代なのか?

ホンモノのプロミュージシャンより近くの動画配信者の方が神格化されてたりするし、なんなんでしょうね。。会いにいけるアイドルと勘違いしてないか?

しかも楽譜を見ても分からないから目で見て判断するってもう音楽とは別の何かになっちゃってますから。筋トレのやり方の動きを見て学ぶのとはワケが違いますよ。

例えばアコギのストロークがどんな振り方でしてるんだろうとか、そういうことだったら確かに目で見た方が分かることもあります。

ですが楽譜じゃ分からないとか、聴いても分からないから動画を見てコピーって 。。きっとまるでコピー出来てないのを出来た気になってるんだろうな。。

そもそも楽譜を見て分からないって活字が読めない人と同じレベルですよ。ヴィニー・カリウタみたいに13連符とx連符を同時に進行させてみたいなレベルならともかく、だいたい4,8,16分と3連で済みますから。それらを倍に細かくしたのが6連、32分ってだけですし。

動画に頼っても(むしろスコアを見たほうが理解が早い)分かりにくいフィルインを紹介します。

16-6sep

どうでしょうか。普通の4/4拍子で、単純に16分音符を6つに(スネア4,バス2)割ってるだけです。割ってるだけですが、リズム感をしっかり鍛えた人でないと、どういう風に演奏しているか分からないし、変拍子か何かと勘違いして答えが永久に分からない人もいると思います。

こういう一見意地悪なフレーズ(この程度で意地悪と言ってはいけません)を練習したりすることで簡単なフレーズに深みが出てきます。