これが自分の辿り着いた結論ですね。いませんでしたか?部活やサークルに「メトロノームなんか使ったら下手になる」なんて人。いや、まあ僕の周りにはいませんでしたが。

「メトロノームに合わせられるなんてすごいですね、僕苦手なんです」なんて人がいますがなんてことはありません。

それよりかそんな事を何気なく言う人のうごめくテンポに合わせる方がよっぽど苦労する少なくともメトロノームより不安定な人間に合わせる方が難しいです。

大抵「苦手です」という人はCDに合わせて練習しかしていない。自分の演奏に責任を持たない。ズレたいようにズレる。考えなくてもズレる。そもそも苦手なので考えるともっとズレる。簡単に言えば

カラオケ音源に表現力で負けている

と言ってもいいでしょう。

ここでよくある言い訳が「テンポに揺らぎがあるからこそ機械に出せない、人間の演奏なんだ」という主張です。僕もそう思います。思いますが、それを言っていいのはまず普通に演奏出来るようになってからです。

メトロノームのタイム感は常に完璧である

ということさえ理解できればこの話は半分以上理解したも同然です。

リズムさえズレて無ければ良いこともたくさんありますからね。


通常の練習に飽きた人

ここから先はビギナーとしてすでに突破してしまっている人のための内容です。4分音符の頭で鳴らして合わせるのは割と簡単に出来ます。そこから一歩先に行くのが普通に4分音符で鳴らすんですが裏で鳴らしていると想定して演奏することです。

例えば2,4拍目で鳴ってるようにするにはBPM120の曲だったら60に設定します。普通に聴くとBPM120でいう1,3拍となりますがそこを2,4拍で鳴っているように想定して演奏します。

こんなんで上手くなるの?って思うかも知れませんが、この方法はバークリーのギター講師トモ藤田さんも実践しているのでぜひやってみることをオススメします。それで無くとも他にも色んなミュージシャンが活用してることでしょう。

これにも飽きたら16分音符の4つの内の2,4で合わせる練習もしてみましょう。8分音符で鳴らして裏に聞えるようにすれば練習できます。